『オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える』
2006年 02月 02日
オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦 / 集英社インターナショナル
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この本は1サッカー監督の言動録などではなく、「歴史本」だ。本当にそう思った。旧ユーゴスラビアに生まれたサラエボ人イビチャ・オシム。彼の輝かしい監督人生の影となる祖国の崩壊。国家と戦争、民族とチーム、世界と自分。その中で語られるオシムの言葉は重い。
読むタイミングを伺っていた本のうちの1冊だったが、ついに読む機会が来たので、早速読んだ。そして、とっとと読み終わってしまった。もし、今年開幕するワールドカップを少しでも見る気があるのであれば、それをきっかけに是非読んで欲しい。
J開幕からこの十数年、鹿島アントラーズファンの自分が、危なくJEF千葉に転向しそうになってしまった...
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by gunco
| 2006-02-02 15:02
| Books as precius